前日木曜日の21時半ごろ、「ねぇ明日暇?明日は天気めっちゃくちゃいいらしいから、山行こうよ!」とY嬢が言ってきた。
ほんと社会人に向かってその時間に明日(平日。それも金曜日!)暇かって・・・。って思ったけど、取引先に仕事の納期を遅らせてもらって(Kさん、本当にありがとうございます!!笑)、急遽山に行くことに。
散々どこにするかと検討した結果、Y嬢が以前行っていい山だった!とおすすめしていた、乾徳山に行ってきました。
先週は島根県&鳥取県まで行ったんだけど台風直撃で登山ができなかったので、晴れ!っという誘惑に易々と屈しました。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 金峰山・甲武信
いつも通り真夜中に出発して、途中のSAでのんびりしながら、乾徳山の登山口までやってきました。
駐車場での気温は3度。もう寒いと思って、2人ともモコモコをきてスタートしました。
北アルプスなどに頻繁に行っていると、乾徳山が近くてびっくり!真夜中運転手としては助かります。
平日の金曜日でしたが「晴れっ!」って予報だからか、8台くらい車が止まっていました。ここにトイレがあるので、トイレを済ませたら入山!
乾徳山登山口の場所をgoogle MAPで確認する
バスでもここまで来れます。公共交通機関を使う方のために、バスの時刻表の写真も。
7時半ごろ出発!
最初は民家の中を抜けて行きます。看板があるので迷うことはないと思います。
フェンスを通過したらすぐに山道に入ります。
のんびり樹林帯を登って行きます。里山みたくて気持ちがいいなぁ。
って、思ったら、予想に反して、結構激しい登り!え、マジで!って感じでした(笑)
あまりに激しい登りで2人とも暑くなりモコモコを脱皮。
脱皮している時に、地図をちゃんと見てたら、この日の標高差は800mくらいかなと思って舐めてましたが、標高差1200mでした。。。意外とちゃんとした登りでした。。。
このルートは最初の道満山までが、結構な登りです。
木の模様が綺麗。
Tシャツ一枚になって、オラオラー!って登って、道満山の山頂に到着。標識が折れて悲しい感じでした。
道満山を過ぎれば少し穏やかな道になります。
どんぐり帽子の親指くん現る。
「あとで可愛い顔書いてね!」と言われたので、指示通りの加工をしました。
中腹辺りは紅葉が綺麗に色づいていました。
なんだかんだそこそこ疲れる登りをひたすら登ります。のんびりの里山だと思ってたのになぁ。
木々の隙間から富士山登場!ちょっと霞んでいますが、すっかり雪化粧していました。やっぱり富士山は雪化粧している方がいいですね!
富士山とススキ。
しばらく行くといきなり視界開ける原っぱゾーンになりました。
月見岩って大きな岩があったので、とりあえず登る2人。岩があったら登りたいコンビ。
中腹に紅葉が見下ろせて、とっても良い感じ。
ハンドメイドの標識には狐がいます。
私「この山は百名山じゃないもんね」
Y
「200名山か300名山だよ」
私「300名山ってのもあるの?」
Y「え、知らない。」
今日も適当なB型平日登山コンビであった。
扇平をすぎると、岩岩ゾーンになります。
ちょこちょこ鎖場があります。
コース脇の岩の割れ目に意味もなくハマるY嬢。どうだった?と聞いたら、「普通」って言ってました(笑)
でっかい岩があったので、そこにも登ってみました。ここは本当に絶景ポイントでした。
富士山と山々が連なる感じがとても好きです。
富士山と紅葉を眺めながら、ここで少しのんびりしてました。
この岩から降りるとき、滑りやすくてちょっと怖いと思うので慎重に。
のんびりが終わったら、また岩登り再開。ちょっとずつ難易度が高くなっていきます。
以前来たことがあるケンジが「ものすごい岩場がありましたよ!」と言っていたのが、最後にあるこの「鳳岩(おおとりいわ)」。ちょっとクライマー感がありますね。
ここを登ったところが乾徳山の山頂です。
ちなみにここは迂回路があるので、ここを登らなくても山頂までいけます。
三点支持で慎重に登るY嬢。みた感じは怖そうですが、このクラック(岩の割れ目)を足がかりにしていけば、腕力を使わなくても安全に登れます。
逆アングルから。富士山をバックに鳳岩を登り切れば・・・
山頂はすぐそこです!
3時間半ほどで乾徳山の山頂に到着しました!いい天気すぎて暑いです。
山頂の気温は15℃。風もなくポカポカでした。
買ったのが嬉しすぎて嬉しすぎてオーバースペックなのわかってて着て来たノースの限定新作モコモコ。
最初の20分しか着る機会がなかったので、ここでアピール!
これめっちゃくちゃ暖かいです!通常のノースモコモコの1.5倍は暖かいです。
山頂でY嬢がビストロ開始!
のんびり大魔神コンビなので、時間は気にせずメスティンでお米をたきだすY嬢。自宅でスープの肉団子の仕込みまでして来てくれました。いつもサンクス!
と、その横で、ポカポカなので、のんきに素足で日焼けしだす、料理ができない食べる担当のポンコツの私。「日焼けサロン・ケントク」オープン。
ジャジャーン!秋の味覚、きのこの炊き込みご飯。食べる担当なので、美味しく瞬く間に食べきりました。最高に美味でした。
お米を炊いたり、日焼けサロン・ケントクしたりで、1時間半ほど山頂でのんびりしていました。
のんびり迂回下山路で下山開始。岩岩を来た方とは反対側に降りて行きます。
左上が乾徳山の山頂です。
この分岐を徳和方向に行きます。
ここからは点線ルートなので、やや道がわかりづらいです。赤テープが小さかったり、なかったりします。
先頭を歩くY嬢は、この日トータルで7回ルートを間違いそうになったので、このルートを行く方はお気をつけください。
途中で結構急なガレ場を降ったりもしますので、初心者の方は山頂から来た道を戻る方が無難かもしれません。
あと少しで高原ヒュッテ。この「くらい」ってのがいいね!とY嬢。
中腹は紅葉が綺麗なので、紅葉を愛でながら進みました。
20分くらいの標識から24分で高原ヒュッテに到着。中には大きなザックが6個ほどデポされていました。
帰りもどんぐりの帽子を拾ったりしながら下山しました。
猫の顔にして!と指示されたので、指示通り加工しました。
下山して、ゴール!ってやっているちょっと様子がおかしいY嬢。
下山したルートの方が傾斜は穏やかでした。こっちの方がかなり楽です。
初めての乾徳山でしたが、
富士山もよく見えるし、樹林帯あり、鎖場あり、岩場ありで、変化に富んで、非常に楽しい山でした。首都圏からはとても行きやすいので、日帰りで楽しい山に行きたい!って方にはおすすめです。