「東洋一の雪庇(せっぴ)」と、言われているらしい、新潟県にある「守門岳(すもんだけ)」に、その雪庇をゲットするために初めて行ってきました!
「東洋一って本当かなぁ。」「東洋って中国とかネパールも入るなら、ヒマラヤには流石に負けちゃうんじゃないの?」ってぶつぶつ言いながら、男4人で行ってきました(笑)!
※雪庇(せっぴ)…稜線上に雪がグワーン!ってせり出てるヤツのこと。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 越後三山 平ヶ岳・巻機山(登山地図 | マップル)
今回は日曜。混む前に!って思って、深夜に出発して早朝7時前には駐車場に到着。
駐車場と、言うか、もはやズラーーーっと路駐するスタイルでした。
守門岳(冬季)駐車場の場所をGoogleMAPで確認する
今回は登攀長と、Makoと、久しぶりに登場の男梅リョウスケと4人です!
除雪の最後が正規の駐車スペースです。
この日はトータル30〜40台くらいの車がありました。
この2.3週間前に守門岳に登ったトミーから「めちゃくちゃ疲れました。」って話を聞いていたので、ま、ゆっくり行こう!って言いながら入山!
あれがおそらく目的地の大岳だ!遠っっっ!笑
-数度でそんなに寒くなくて、最高の朝。
朝日が登ってきました。
朝日を眺めながらトレースと地図を頼りに進んだんですが、結構早々にルートを間違えた我々。冬季は夏道ルートじゃなくて、尾根を行くルートを進むのが正解です。
でもそのことに気づかず、夏道ルートで山頂を目指していました。
踏み跡と、地図を頼りにわっせわっせと(間違っているルートを)進んでいく。
登り出して1時間ほど。踏み跡が少なくて、ズボズボ踏み抜くので、ワカン&スノーシューを装着。
けっこう早々に車の台数に比べ踏み跡が少なすぎるので、本ルートは違うところだ、って気づいていました。
が、まぁ、迷っているわけではないので、先に進むことに。
長峰直下の地図でPのところに到着。
男梅リョウスケが「長峰の稜線上をいくって書いてあるの見た気がします!」って教えてくれたので、それを頭に入れつつ、地図と踏み跡を見ながら先に進むことにしました。
1箇所雪崩の後を通過。やはりここは雪が緩むと危ないルートなんだな。
夏道ルートで保久礼(ほっきゅれい)小屋を目指して登り出す。
わっせわっせと急坂を登っていくと、
尾根上にある保久礼小屋に到着。
この尾根にはめちゃくちゃトレースがありました。ここで冬季の正規ルートに合流。
これからいく人は「長峰の尾根をいく」って覚えておいてください。
尾根の上は霧氷が綺麗でした。
霧氷を愛でながら、わっせわっせと登っていきます。
先日の入笠山でもそうだったけど、霧氷は良いなぁ。好きだなぁ。
埋もれすぎて犬小屋みたいなキビタキ避難小屋に到着。
「冬はここから入ってください。こっちが入り口で、そっちが出口。」って言っているわたくし。指を差している方が入り口です!
霧氷の樹林帯を抜けてくると、眺望が最高!
一際目立つ山が向こうに!「あれは越後駒ヶ岳じゃないですかね!」(登攀長談)
さすが新潟で、下界も360°全部、雪!
いやぁ、綺麗だなぁ。って言って、景色を眺めて、なかなか進まないパターン!
キャンプは去年行ったけど、山は3年ぶり?に一緒に行った男梅リョウスケ。
※「男梅」は、キャンプでムキムキの体で一人寡黙に「男梅サワー」を飲んでいたことに由来(笑)
あれが山頂じゃない?え、遠っ!な、私とマコ・レノン。
最後の方は、もうひたすらこんな感じの登り。
あそこが山頂かなぁ。
って思ったら、まだまだ先がある!の刑😭
でもこの眺望が本当に美しかったなぁ。
「もう雪庇なくても大満足だわぁ〜」って私はずっと言っていた(笑)
最後がマジで長い!笑
もう着いてもいいんだけど。ってみんなブツブツ言ってました(笑)
振り返るとこんな感じ。と、88年トリオ。
あ、人がたくさんいる!あそこが大岳の山頂だ!
山頂に着くと、、、
あれが雪庇だ!
これが東洋一の雪庇らしいです。中央左のピークが守門岳のピークの袴岳。
あっちに行っている人も20〜30くらいいました。
登攀長が撮ってくれた雪庇とわたくし。
雪庇もいいけど、この眼下の景色の方が個人的には好きだったなぁ。
男梅リョウスケが撮ってくれた私と登攀長。
後ろの越後駒ヶ岳がすごい!
これきっと「今日の雪庇は、守門岳の本気の何%なんだろうね。」って話しているところ。
せっかくだから登攀長の最新iPhoneの広角で一枚。
を撮っているところ笑
風も穏やかで照り返しで暑く、もはやロンT1枚でした。
4人で雪庇と1枚。
私の頭の上が袴岳で、その山頂に10人くらいいますね。あっちからはどんな景色なのかな。
ま、もちろん、あっちまでいくと疲れちゃうので、今回はこの大岳までです(笑)
ほとんどの人が大岳までのようでした。
のんびりご飯を食べたら、下山しました。
帰りは正規の尾根のルートで降りましたが、登りは橋を渡って分岐していたところを、地図のルートを頼りに直進したのが過ちでした。橋を渡ったら左折で尾根上です。
初めての守門岳でしたが、東洋一!かは、ちょい私にはわからなかったですが、「越後駒ヶ岳と眼下の雪国」の眺望の方が個人的には素晴らしい!って思いました。もちろん雪庇もすごかったですよ笑
帰路についていると、いつもJourneyを買ってくださる方から「ひょっとして今日守門岳に登ってましたか?すれ違って挨拶しました!」ってラインが(笑)。
その方は守門岳3回目だったらしいので、「今日のあの雪庇は何%でしたか?」って聞くと、「たぶん80%くらいかな」ってことでした。
けっこう登るので、来年、はちょいあれだけど、また2〜3年後に100%の時の雪庇をゲットしに戻ってきたいと思います!
【今回の主な登場装備】
モデル違いあり
撮影:カメラ SONY α7R IV レンズ:24mm-70mm & 12-24mm ※例外あり
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