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五竜岳→唐松岳縦走

2018.08.17-18
五竜岳→唐松岳縦走

 去年唐松岳に登った時に一目見て「登ってみたい!」って思った五竜岳に初めて登ってきました!
今回は五竜岳のゴンドラで上がって唐松岳のある八方池のリフトに降りる変則コースです。 先日の爺ヶ岳の時に見てくれる方から教えてもらった「代行サービス」を初めて利用してました。

五竜岳→唐松岳縦走
※地図を持たない登山は危険ですので、必ず購入し、自分の経験と体力を考えて、無理のない山行計画を立て、ご自身の判断と責任で登山をおこなってください!
⚠️この地図は登山用じゃないので必ず購入してください⚠️
地図はお近くの本屋さんで売ってますし、スマホアプリでもあります。(スマホアプリ)

上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 鹿島槍・五竜岳(登山地図 | マップル)

五竜岳→唐松岳縦走

テレキャビンの始発となる8:30にスタート地点の五竜とおみ駅に到着!の予定だったんですが、いつも通り遅れて10時ごろに駐車場に到着しました。安曇野ICから下道が長い!
テレキャビンの始発の時間は白馬五竜高山植物園のHPでご確認ください。
ここに車を止めたら、事前に申し込みをしておいた代行屋さんが車を唐松岳のゴールとなる黒菱第3リフトの駐車場に回してくれる手はずです。超便利!ちなみに費用は5900円でした。 今回お願いした代行屋さんのHP
五竜とおみ駅の場所をGoogleMAPで確認する

五竜岳→唐松岳縦走

今回のメンツはMakoとY嬢の3人。片道だけのチケット1400円を払ったらテレキャビンでGO!

五竜岳→唐松岳縦走

テレキャビンの先のリフトも使っちゃいます。楽チン楽チン。

五竜岳→唐松岳縦走

天気はややガス多めだけど、明日降りる八方尾根とゴールのゴンドラ駅。

五竜岳→唐松岳縦走

11時に地蔵の頭を出発!

五竜岳→唐松岳縦走

ガスったり晴れたりの中を黙々と登っていきます。

五竜岳→唐松岳縦走

ガスの中にふわっと強そうな山が見えました。
あの雪渓がある山が五竜岳かぁ。結構遠いなぁ。

五竜岳→唐松岳縦走

登りだして50分。小遠見山の先からが登山道とのことでした。ここまではハイキング道とのことです。

五竜岳→唐松岳縦走

途中の池塘?池?で大量の巨大おたまじゃくし発見。「きも!」っと呟くY嬢であった。

  五竜岳→唐松岳縦走

大遠見山をすぎたあたりで、さっきのとは違う強そうな山が出現。
あ、こっちが五竜岳だ!さっきのは鹿島槍だ!ってことをここで把握しました(笑)

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わっせわっせ行くと今夜お世話になる五竜山荘が稜線の上にちょこんと見えてきました。

五竜岳→唐松岳縦走

最後が今日一番の登り!登ってきた道が見下ろせます。

五竜岳→唐松岳縦走

最後に鎖場などありながらも、

五竜岳→唐松岳縦走

五竜山荘きたー!五竜岳の山頂はガスの中。

五竜岳→唐松岳縦走

無事に五竜山荘に到着!地蔵の頭から3時間15分でした。
五竜山荘への宿泊予約はWEBからでもできます

五竜岳→唐松岳縦走

お盆明けの平日金曜日だけど、まだまだお盆休みの方もいるのか、なかなか混み合っていました。
だがしかし!7枚布団が敷いてあるスペース(定員16名!!)に運よく7人だったので全く苦がない感じでした。きっと翌日はあのスペースに16人寝たんだと思います・・・。ハイシーズンの山小屋は恐ろしいところです。

五竜岳→唐松岳縦走

寝るスペースをさささっと確保したらビストロタイム!
我らの北アルプスの山小屋泊といえばカツ丼です!缶ビール(600円)を頂きながらビストロ開始ー!

五竜岳→唐松岳縦走

じゃじゃーーーーーっん!!
下で買ってきたカツを炙って、淡路島のお父さんの玉ねぎを炒めたのと一緒に卵で閉じたら、カツ丼の完成!
お米は炊くの面倒だったからセブンイレブンの塩むすびにしました。

五竜岳→唐松岳縦走

からの!サプライズでY嬢が、先日誕生日だった私とMakoの誕生日ケーキ&炭酸フルーツポンチを持ってきてくれました。Y嬢サンクス!Makoは祝30歳、私は36歳となりましたとさ。

五竜岳→唐松岳縦走

SNSなどできている人の写真を見たことがあるこのTシャツ。
このTシャツは買わなかったけど、手ぬぐいはゲットしました!

五竜岳→唐松岳縦走

ガスが切れた一瞬の隙に五竜岳の山頂をゲット。
「どうする?山頂まで今日行く?明日の朝日を山頂でみる?」って悩んでいましたが、ガスも多いし、眠いしってことで、結局3人で昼寝しちゃいました(笑)

五竜岳→唐松岳縦走

目が覚めたら夕飯!食べてばかり(笑)
この日の夕飯は、おめでたいことがあったY嬢のためにうなぎを買ってきたぜー!
うなぎを炙ってたら「卵余ってるから卵とじにしよう」っY嬢が言うのでウナたまに。ビジュアルがカツ丼と酷似してるな。。。汗
このウナたまと豚キムチをつつきながら担ぎ上げてきた日本酒やお酒を飲んだら就寝。
明日は早起きだ。

五竜岳→唐松岳縦走

2日目
Makoに起こされて3時過ぎに起床。みんなも起き出して準備している中を、ささささっと支度をして出陣!

五竜岳→唐松岳縦走

私のザックにみんなの防寒着や飲み物を入れて暗闇の中をこの日の一番手で登っていきます。
(空身の2人がガンガン行くので、荷物背負ってる俺はヒーヒーで本当に腹が立ちました。待てよコラーーーー!怒)

五竜岳→唐松岳縦走

振り返ると空が焼けて、下界には白馬村の光が見えます。

五竜岳→唐松岳縦走

五竜山荘から山頂までは思ったよりも岩岩のルート。風も強くて軽いY嬢が飛ばされないかヒヤヒヤしました。
ヘルメットを被っている方が多かったので、今後行かれる方は被って行った方がいいと思います。落石をさせないように要注意!

五竜岳→唐松岳縦走

岩岩を登って五竜山荘から45分で山頂に到着ーーー!

五竜岳→唐松岳縦走

五竜岳の山頂ゲットーーーー!久しぶりの新百名山です!(59座目でした)
前回の唐松の時から登りたいと思っていたので、登れて結構嬉しかったです。

五竜岳→唐松岳縦走

山頂で朝日を待ちます。グローブをして薄手のフリースと厚手のソフトシェルをきていましたが、かなり寒かったです。中にさらにダウンを着て待ちました。ネックウォーマーとか欲しいレベルでした。

五竜岳→唐松岳縦走

続々と人が登ってきます。遠くに富士山がはっきり見えました。

五竜岳→唐松岳縦走

白馬岳の方の空が朝焼けして綺麗でした。

五竜岳→唐松岳縦走

5:04朝日きたー!

五竜岳→唐松岳縦走

人がバシバシきて山頂は満員状態なので、ちょっと降ったところで朝日を満喫していました。

五竜岳→唐松岳縦走

八峰キレットの先に鹿島槍ヶ岳。
五竜から鹿島槍に行く方々も多かったです。でも疲れちゃいそうだから、我々は爺ヶ岳経由の冷池山荘泊のコースがいいな(笑)

五竜岳→唐松岳縦走

朝焼けする白馬三山。

五竜岳→唐松岳縦走

下界は少し靄ってて朝日が影を作ってなかなか神秘的でした。

五竜岳→唐松岳縦走

他の人が降りてくると落石が怖いので、登りがひと段落した隙にそそくさと下山開始!

五竜岳→唐松岳縦走

水墨画みたいな景色。

五竜岳→唐松岳縦走

登ってくるおじさんをモデルに使わせてもらいました。眼下には白馬村。

五竜岳→唐松岳縦走

山小屋に戻ったらのんびり朝ごはん!朝ごはんはホットサンド!
一番最初くらいのペースで戻ってきたのに、呑気に朝ごはんを食べていたら、小屋の中は人もまばらになってしまいました(笑)

五竜岳→唐松岳縦走

午前7時、荷物を詰め込んだら出発ー!

五竜岳→唐松岳縦走

代行サービスのおかげで、遠見尾根を戻らずに唐松岳を目指します。

五竜岳→唐松岳縦走

左端が唐松岳。コースタイム2時間半だけど、結構遠くに見える。。。

五竜岳→唐松岳縦走

途中で剱岳現る!前回の唐松岳の時は見えなかったので、嬉しくて何枚も激写しました。
今年は剱岳行けなそうだから来年こそいきたいなぁ。

五竜岳→唐松岳縦走

余裕余裕!って前日言っていたけど、思ったよりも思いっきり降って、

五竜岳→唐松岳縦走

思いっきり登り返す!後ろに見えているのが五竜岳。

五竜岳→唐松岳縦走

そして最後の方は、この日2回目の「思っていたよりも岩岩!」(笑)

五竜岳→唐松岳縦走

登っている横を荷揚げのヘリが滑空!

五竜岳→唐松岳縦走

こんな岩場だと思わんかったー!っていいながら登っていると、

五竜岳→唐松岳縦走

やっとこさ唐松頂上山荘に到着。そこそこ疲れたし!

五竜岳→唐松岳縦走

ヘリが何回も何回も荷揚げをしていて、山小屋の方は総出で荷物を運んでて忙しそうでした。

五竜岳→唐松岳縦走

荷物をデポらせてもらったら、今回のフィナーレの唐松岳の山頂を目指します。

五竜岳→唐松岳縦走

終わりかけの女王コマクサを発見。今年初めて見たかも!

五竜岳→唐松岳縦走

今年何回目かの雷鳥と遭遇。白くない雷鳥には一切興味ないY嬢は「ふーん」って言って素通りでした(笑)

五竜岳→唐松岳縦走

9:25 唐松岳の山頂に到着ー!
雲ひとつなくて前回見えなかった剱岳もバッチリ見えました。

五竜岳→唐松岳縦走

唐松山頂と剱岳。

五竜岳→唐松岳縦走

あそこからきたんだと思うと感慨深い!あの思いっきり降っている真ん中の部分では未来に絶望しました。
いやぁ、よく歩いたねぇ。なんていいながら、のんびり下山をしようとすると・・・

五竜岳→唐松岳縦走

ぎゃーーー!土曜の大混雑で全然降りれない!!
3万人くらいの人が登ってきていた感じでした。

五竜岳→唐松岳縦走

大混雑の中をなんとか八方池まできました。この辺りはもう登山というかハイキングゾーンなので、親子連れも多数でした。

五竜岳→唐松岳縦走

Y嬢を探せレベル3。
普段登山を全くしない人でもここまできて、この景色を見たら最高だろうなぁ。大混雑なのも納得!

五竜岳→唐松岳縦走

初めての五竜岳と、五竜→唐松岳の感想は「思ったよりも岩岩だった!」です(笑) ヘルメットを持って行く方が安心だとは思います。登山初心者の方が行ったらちょっと怖いかもです。
でも唐松岳から五竜岳を見た時は、よく歩いてきたなぁって、かなり自己満しました。

今回は多くの方に声をかけてもらい、本当にありがとうございました。五竜山荘でお会いした方(寒い中待たせてすいませんでした!)、「寝ないで来たからヘロヘロです」って言いながら元気いっぱいに稜線を進んで行った前に巻機山でもお会いした方、和歌山からきたJourneyを買ってくれたお二人などなど、10組以上の方に声をかけていただきました。皆様ありがとうございましたーーっ!(下りの時は大混雑に辟易してて無愛想だったかもです、すいません汗)
その中で一番びっくりしたのは、黒菱第3から日帰りで唐松からの五竜をピストンする!っと言っていた男性でした。凄すぎます(笑) またどこかのお山でお会いしましょうーーー!皆様お疲れ様でした☆

【今回の主な登場装備】
Y嬢の帽子(初日) / Y嬢の短パン(初日) / Y嬢の帽子(2日日) / Y嬢の短パン(2日日) /Y嬢のミレーのザック / Y嬢の青いアウター / 私のグレーのパンツ   
カツを炙っている網 / ガスバーナー / MSRのフライパン / ホットサンド用のバウルー / アウトドア用のお箸 モデル違いあり

撮影:カメラ Nikon D500  レンズ:16mm-80mm 例外あり

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