2013.09.22　武尊山登山

ほぼ一カ月ぶりになってしまった登山は、登山部の平均年齢39歳の3人編成で武尊山（ほたかやま）にいく。
北アルプスの名峰は「穂高岳（ほたかだけ）」、こっちは「武尊山（ほたかやま）」。似て非なるものなので混同しないように注意して下さい。
僕らが山を登り始めた2年前、登山部として3座目に訪れたのがこの武尊山。
あのころの写真を見ると靴はバッシュ、雨具もなく、ほぼ私服と、今の自分が見たら怒るほどの軽装でした(笑)。
その時から2年がたって、やっと人並みの装備になれたと思います。
その時は裏見の滝コースで登ったので（上の写真の左上のルート）、今回は右下の「スノーパルオグナほたか」というスキー場に車を止めて、前武尊経由で登るコースで行きます。

6:10 スノーパルオグナほたかの駐車場に到着。
まさかの雨です。ここには登山届のポストはありません。
小雨の降る中、出発です！
車の右にある坂道を登って行けばいいのですが、なぜか間違えてゲレンデを直登してしまいました。

ゲレンデを登っていきます。

30分ほどでコンクリートゾーンに来ます。
まだまだゲレンデの道は続きます。
コンクリートの上で15cmほどのモグラが何匹も死んでいた。なんでだろうか、かわいそうに。

登り始めて1時間半。まだゲレンデの中を歩いています。
さすがに飽きてきますが、この階段ゾーンまできたらあと少しです。

7：45　駐車場から1時間35分で分岐に到着。
ここから山道の始まりです。

急な岩場なども何箇所かあります。
雨で濡れているときは滑りやすいので慎重に。

8時半。駐車場から2時間20分で前武尊に到着です。日本武尊（やまとたけるのみこと）の像があります。

天気予報では曇りのち晴れのはずなのですが、雨脚がどんどん強くなっていきます。
しかし紅葉はすでに始まっていてきれいです。

家の串山（9：50 駐車場から3時間40分）の先に、先日の甲斐駒ヶ岳の刃渡りのような個所もありました。慎重に突破して下さい。

（10：32 中ノ岳通過　駐車場から4時間20分）
中ノ岳のあとも、若干登ったり下ったりを繰り返します。
11：00　再び日本武尊の像を発見！　ここまでくればもう少しです。

11：08　最後の表札が見えました！

11：10　2年ぶり2回目の武尊山の山頂に到着！駐車場からちょうど5時間でした。
山頂には一等三角点もあります。
雨はやみましたが、眺望はなし。ちょっと残念な天気でした。
えれ、HOTAKASAN（ほたかさん）なの？「ほたかやま」かと思ってた。と思って地図を見たら地図は「ほたかやま」だった。まぁどっちでもいいんだろうけどね(笑)

なぜか御嶽山（おんたけさん）。なんでだろうか。

山頂でご飯を食べて、11：45下山開始。
すこし天候が回復してきました。

奥の山の紅葉がきれいです。あと数週間で紅葉も見ごろろになりそうです。
笹の葉が生い茂るなんでもない道を歩いていたら、なぜか足を踏み外し、笹の葉の中に肩まで滑り落ちてしまった。
すぐに仲間と通りがかりの男性に引っ張り上げてもらったけど、びっくりしました。一人で登っているときだったら危なかった。

刃渡り的な箇所。笹を滑り落ちた後なので慎重に進んでいたら、先を行くパーティーの一人が転んで怪我をしたらしく治療をしていました。
幸い頭を切っただけで大事には至らなかったようでしたが、トラブルが多い山行になってしまいました。

紅葉の写真をもう一枚。

その後、また天気は下り坂でしたが、紅葉はとてもきれいだったのが救いでした。

立派なきのこ。なんか顔に見えるｗ

下山タイム　3時間50分
山頂　11：45
中ノ岳　12：20
家の串山　12：50
前武尊　13：45
ゲレンデ前分岐　14：30
駐車場　15：35

総括としては、足場の悪い個所も多いし、少し距離もあるので、中級者レベルでしょうか。
前回行った裏見の滝コースと同じくらいの難易度だったように感じられます。
僕も軽い滑落をしたし、怪我をした方もいるので、安全登山を再認識させられる山行となりました。
（って、帰り道の混雑した関越道で、レクサスのスポーツカー的なのとランドローバーなど計3台が思いっきり玉突きする瞬間を目撃！最後の最後までトラブルの多い一日でした。）
さぁ次の山はキリマンジェロです！

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