ほぼ手付かずと言っても良い中央アルプス。
今回は「中央アルプスと言ったらやっぱり木曽駒ヶ岳かな」ということで、初めて木曽駒ヶ岳へと行って来ました。
今回はケンジとEさんという、ビストロきっちょむ登山隊の初期の初期メンバー3人で行って来ました
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:昭文社「山と高原地図 木曽駒・空木岳 2015 」
マイカー規制のため、菅の台バスセンターに車を停めて、バス&ロープウェイで上まで行くことになります。
往復の料金はなんと3900円!超たっかい!
木曽駒ヶ岳の駐車場の場所をGoogleMAPで確認する
駒ヶ岳ロープウェイHP
「早く行かないとバスが激混みだよ」という情報を教えてもらったので、深夜12時に都内を出発。
3時45分に駐車場に到着。 早くも人がいます。。。
始発のバスは5:15でした。
とりあえずザックで場所を確保して、ウダウダと準備開始。
4時にはもうチケット売り場に行列が!この日は4:20にはチケット販売が開始されました。
チケットは急いで並んだり、事前にコンビニ?なんかで買ってこなくても、けっこう余裕で買えます。
しかしバス待ちの列はすごい!始発のバスが出た5:15の段階で、200名近く並んでいたと思います。すごい人気!
バス&ロープウェイの会社はぼろ儲けだな、なんて話で盛り上がっていました(笑)
始発のバスに乗ることができて、そのまま始発のロープウェイに乗車。
この日はバスもロープウェイも臨時便がバンバン出ていました。ぼろ儲けです(笑)
5:40 ロープウェイで楽々と千畳敷に到着。もうすでに標高2640m。
山頂までの標高差は300mしかありません(笑)
中央左のピークが宝剣岳です。
太陽がギッラギラに照りつける天気でした。標高が高いから下は雲海がきれい!
半そで一枚だと、風が吹くと少し寒いくらいでした。
整備された道をジギザグと上まで登っていきます。
最初の登りが一番きついですが、ココを登りきってしまうと、もう上り箇所は少ししかありません。
乗越浄土まで登ってしまえばフラットゾーン。宝剣山荘(左)と天狗荘があります。
宝剣山荘のところの分岐で、宝剣岳へと向かいます。中央奥が宝剣岳。
宝剣岳は大きな絶壁の山かと思っていたら、思っていたより小さかったです(笑)
宝剣岳は危険だ!と見聞きしたので、ヘルメットを持ってきました。
宝剣岳の岩場箇所。
「なんだ思っていたよりもぜんぜん楽勝じゃんか。」
って感じでしたが、それは僕らがボルダリングをしたり毎週末山に行っているからかも。
山ビギナー風の人たちはぜんぜん進めず渋滞の原因になっていましたので、ご自身のレベルに合わせて絶対に無理をしないようにお願いします。
宝剣岳の山頂部分。岩の上に何かあるのかな、とちょっと登ってみるわたくし。でもなんもなかったです(笑)
横に祠と小さい看板(プレート?)がありました。
宝剣岳に少しがっかりしながら、分岐まで戻って木曽駒ヶ岳を目指します。
中岳を越えたら、正面に木曽駒ヶ岳の山頂が見えます。
左奥は御嶽山。右下は駒ヶ岳頂上山荘。
駒ヶ岳頂上山荘にはテントサイトもあります。冬や残雪期にここにテントを張ってみたいな。
ロープウェイを降りてから2時間弱で木曽駒ヶ岳の山頂に到着しました。
宝剣岳を含まない難易度で言ったら、標高が高い金時山って感じでしょうか。
危険箇所もなく、登りも300mなので
登山初心者やお子様連れ、シニアの方なんかにはオススメです。
夏休みなので、キッズと一緒のお父さんお母さんがいっぱいいました。
登山ガチな方は物足りないと思います。冬のトレーニングにはよさそう。
前回の燧ケ岳でサングラスを紛失したので、今回から浮かれサングラスが一軍に昇格しました。
帰りは早くも上り箇所で渋滞が発生していました。
あまりに早く終わってしまったので、ちょっと寄り道して、伊那前岳まで行ってみることに。
気持ちの良い稜線を20分ほどあるくと、伊那前岳に着きます。
コッチの方まで来る人は少ないので、ノンビリと歩くことができました。
雲海と南アルプスの向こうに富士山が顔を出しています。
ロープウェイが混む前に、ってことで、早々に下山開始。
山肌には少し花が咲いていました。
木曽駒ヶ岳は、シニアの方や、子供連れ、登山者というよりもハイカーって感じの方などがいっぱいでした。
手軽に3000m級の山が楽しめるのが、木曽駒ヶ岳の魅力だと思います。
比較的ガチの登山愛好家の僕としては、ちょっと物足りなかったです。
だいたいの3000m級の山だと、最初の樹林帯2~3時間、そのあとの急坂箇所2時間、からの稜線!って感じですが、
じゃなくて、ロープウェイ降りたら、いきなり稜線はいどうぞ!って感じだったので、なんだかありがたみや達成感は全然ありませんでした(笑)
初心者の方や、ハイキングの方なんかにはもってこいの山だと思います!山のおいしい部分をお手軽に体験できます!
ちなみに僕の個人での百名山は44座となりました。
今回も楽曲を使ったので広告が入りますがご了承下さい。
木曽駒ヶ岳の天気 ←風速も分かります!