人気の夏山のトップ5には入るであろう大人気の白馬岳(シロウマダケ)に初めて行ってきました!
夏の白馬岳といえば大雪渓を歩くのが有名ですが、メンバーに「大雪渓登りたい?」って聞いたら、
「冬にいっぱい雪渓に登ってるから、夏は雪渓よりお花畑がいい」
という意見で満場一致したので、
大雪渓を登らずに、栂池(ツガイケ)ロープウェイに乗って、ぐるっと白馬岳まで一泊二日のピストンで登ってきました。
※ハクバムラのシロウマダケです。ハクバダケじゃないです。同じ白馬って漢字なのに読み方が違います。
上記はざっくりとした地図なので必ず下記をご購入ください!!
地図:山と高原地図 白馬岳 2016
深夜に女子たちを家までピックアップしに行って、夜通し白馬岳登山の出発地点となる栂池ロープウェイの駐車場まできました。
安曇野ICを降りてからけっこう遠い・・・。
今回は5人中4人がKEENのサンダルなので、記念撮影!
下の黒がわたくし
、右がラブピンク
、上が登攀長I
、左がY嬢
。
栂池ロープウェイの場所をgoogle MAPで確認する
栂池ロープウェイの駐車場代は1日500円です。
ロープウェイ代は3600円(往復)ですが、白馬村のセブンイレブンで買うと3220円になります。
今回のメンバーは、ラブピンクと、けんじ、登攀長I、Y嬢のオールスター編成です。
事前にメンバーの希望を聞いた結果、登攀長とラブピンク、けんじはテント泊。わたくしとY嬢は白馬山荘、と夜は2班に別れます。
テントは2張なので、それをみんなでシェアして背負って出発!
ロープウェイとゴンドラを乗り継いで、上まで行きます。
20分間隔で運転していました。詳細は公式HPでご確認ください。
ロープウェイとゴンドラで栂池ヒュッテまで登ってきたら、登山開始!
栂池ヒュッテから白馬岳まで7時間半!
テント場も白馬山荘も白馬岳山頂の向こう側なので、そこまで頑張って荷物を担ぎ上げなければなりません。
単純な標高差は1100mほどですが、けっこう何回も登り返すので、累計では1500mくらいあるのかも。
初心者の方や体力に自信のない方は、二泊三日がいいと思います!
登山開始からいきなりガツガツと登りだします。濡れた木道は滑りやすいので慎重に。
唯一このルートで白馬岳に登ったことがある登攀長が先頭でGO!!
タテヤマリンドウも綺麗に咲いていました。いろいろな花が咲いていて、本当に綺麗でした。
あまりに多くの種類が咲いていたので、今回のレポートでは大幅に割愛させていただきます。
ぜひご自身で確認しに行ってみてください!
木道が終わると岩岩ゾーンに突入!けっこう登り甲斐があります。
天気予報は悪くなかったのですが、けっこうガスってきちゃいました。
岩岩ゾーン(登り)を超えることにはガスの中。。。。オーマイガー!
白馬大池までは岩岩ゾーンが続きます。
途中の乗鞍岳頂上で記念撮影。
3000m峰の乗鞍岳!ではないです(笑)
乗鞍岳を過ぎたら白馬大池が見えてきます。ロープウェイを降りてから3時間半。
今回はグリーンコーディネートのY嬢。
咲き誇るチングルマ。
白馬岳は花の山って聞いたことがある気がしますが、完全にその通りでした。
白馬大池で休憩をして軽くご飯を食べたら、まだまだ登っていきます。
ガスに隠れていますが、正面の山々の稜線を登っていきます。晴れたらすごく気持ちいいんだろうなぁ。
高山植物の女王コマクサもたくさん咲いました。
途中の船越の頭まで登ってきて、一休みのラブピンク。
いつも「お前が一番最初にバテるんだから、もっと鍛えなさい!」と私に怒られているラブピンクですが、今回は重いザックを背負って懸命に登りました。
参考:ラブピンクのグレゴリーザック
小蓮華山まできたら完全にガスの中(涙)。
ガスったり晴れたりの忙しい天気でした。
人気の山なので、けっこう大勢の人が登っていました。今回も100人くらい抜いたと思います。
ラブピンクと登攀長はお揃いのかっぱ。なぜかっぱなんだ!
ちょこっと視界が開けると、壮大な景色が広がっていました。ガス晴れてくれー!
参考:Y嬢のノースの花柄キャップ
太陽が出ると暑い!! みんな汗だく。
「日焼け止めを塗ったのに焼けた!」とみんな腕や顔が真っ赤になっていました。
ま、僕は今更やっても意味ないので、何もしませんでしたが(笑)
ちなみに私のノースの麦わら帽子はこれ
駐車場を出発してから7時間弱!この稜線の先が山頂です!
けっこう長かったーーーーー!
山頂に看板が見えたーーーー!
って、撮影行列すごっ(笑) さすが大人気の山!
駐車場を出発してから7時間で無事に白馬岳登頂ーー!
個人的には百名山51座目。折り返し地点の第一歩です。
白馬岳から10分くらい下ると日本最大級の山小屋「白馬山荘」が見えます。800人収容。
どんだけ大きいんだろう、ってけっこうワクワクしていたんですが、まぁ大きいですが、燕山荘と同じくらいな感じでした。そこはあんまり興奮しませんでした(笑)
この日もけっこう混んでました。寝室は横に10人くらいズラッと寝るスタイルでした。
白馬山荘でテント班と山小屋班は別れて、テント班は白馬山荘からさらに10分ほど下ったところにある「白馬岳頂上宿舎」のテント場に宿泊です。
テント代は一人1000円。けっこうお高い。。。テント場も混雑してます。
その頃、白馬山荘の私とY嬢は、のんびりカフェなどを物色。ビールやケーキセットを求める人が大行列中。
夕飯をビストロをするために、テント班が頑張って再度登ってきました。
白馬山荘の自炊場でビストロ開始!
この日のメニューは、焼肉だったり、肉団子の中華スープだったり、淡路島のお父さんの玉ねぎを使った酢豚だったり。。。
でも一番すごかったのが。。。。
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けんじが手打ちしてきた「手打ちうどん」!
ついに僕らのビストロも手打ちうどんまで突入しました(笑)
満腹になったら、テント班はテント場まで戻ってきました。
夕日を狙うラブピンクと、ガスに隠れちゃいそうな白馬山荘。
白馬岳山頂はあのガスの中。
雲の間からちょっぴり夕日を見ることができました。
その頃、白馬山荘の私とY嬢。ゴロゴロしていたらうっかり少し寝てしまって、夕日を見逃しました(笑)
でも起きて出てきたらちょうどブルーモーメントの瞬間でした。ま、結果オーライってやつです(笑)
カメラはテント班に戻って、登攀長が撮った星空と白馬岳。
この写真は素晴らしいね!
さらに登攀長とラブピンク共作のHAKUBA。
そんなことをテント班がしているその頃、山小屋班の僕らは大爆睡(笑)消灯前には気絶して寝てました。
特に私は爆睡しすぎて、Y嬢に起こされても起きないレベルの安眠をしていました。
二日目
思いっきりガスってます(笑)
4:15にテント班と合流して、朝日を見ようとしたんですが、あまりのガスでみんな絶望。
もう少し寝ててもよかったな。と思いながらも朝日が見えそうな場所に移動。
うっすらと明けてきましたが、ガスがすごい。
ちょっと朝日。うーん。
もう帰る?もう少し待つ?
あ、少しガス晴れてきた!
お!きた!
もっと来い来い来い来い!!!!!!
ガスよ晴れろ
ガスよ晴れろ
ガスよ晴れろ
悪霊退散!!!!!!!
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
かーらーの、ガスとコラボした黄金タイムまでキターーーーーーーーーーーーーーーーー!
ウルトラ最高だゼーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
今年一番いい朝日でした!
昨日はほぼ見えなかった劒岳と立山も雲のうえに顔を出しているので、はっきり見ることができました。
あまりの大逆転最高朝日にラブ大爆発!
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。次に来る時はこの二つも登ってみたい!
新しい山に来ると、登りたい山やルートがどんどん増えちゃいますね!
テント班も山小屋班も荷造りをして白馬山荘に集結。
朝ごはんを食べたら、出発!
劒岳もくっきり!
朝のガスが嘘のように完璧にくっきりしました。
こんなにいい天気でなんかすいません。ってくらいにいい天気になりました!
7:20 のんびりと白馬岳経由で下山開始!
白馬岳でもう一回撮影したり景色を楽しんだり。
↑ここに僕らがいます(笑)
昨日はガスってた稜線も今日はくっきり。
雲上を歩いて下ります。
日差しがガンガンなので今回もけんじが農民スタイルに変身!
(ちなみに下山後に白馬駅の近くのノースフェイスでけんじが帽子を買ってしまったので、農民スタイルはこれが最後かも。。。)
下りは天気が良すぎて写真を撮りまくるので全然進まないパターン(笑)
今までの僕の登山の中で、今回の白馬岳が一番花が咲いていました。本当に綺麗でした。
昨日はなんにも見えてなかったけど、稜線ではずっと白馬岳の山頂が見えていました。
本当に気持ちのいい稜線で、みんな大大大大満足でした。
さらば白馬岳、また来年戻ってくるよ、きっと。
おまけ
お昼過ぎに無事に下山したら、あまりの暑さにすぐに近くのセブンイレブンに突撃して全員でアイスを購入したのであった。
初めての白馬岳でしたが、本当によかったです!大人気なのも納得です。
次は大雪渓から登って、杓子岳&白馬鑓ヶ岳に登るルートで登りたい!
お花畑もわたくし史上最高によくて、本当に綺麗でした!
来年また必ず来ようね!って話しながら下山しました。
このルートは結構距離が長いので、初心者の方や体力に自信のない方は、白馬大池に泊まる二泊三日のプランがいいと思います。
お花畑が本当に綺麗なので、のんびり登りたい山でした。