ポーランド人のジェイコブが来日をしているので、登山後の観光も考えて、日光白根山を日ポ連合ビストロきっちょむ登山隊で行く。
日光白根山は個人的には3回目ともう勝手知ったるおなじみの山。
深い森からの阿弥陀池と五色沼、白根山の荒々しさ、ちょっとしたロッククライミングゾーンと変化に富んでいて好きな山の一つです。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:昭文社「山と高原地図13 日光 白根山・男体山」
入口で駐車代1000円を払います。登山カードの記入台とポストもありますので、登山カードを記入してから入山します。
菅沼登山口の駐車場の場所をGoogleMAPで確認する
梅雨の合間ですが、木漏れ日から太陽光線が見えて素敵な朝です。
この季節は緑が深くて、歩いているだけで本当に気持ちいいです。
スコットランド在住のポーランド人のジェイコブと共に。
彼はスコットランドで室内クライミング(ボルダリング)のプロガイドの勉強中のナイスガイです。
最初の方は深い樹林帯を進みます。鳥の鳴き声や虫の声が本当に心地よいです。
ホーホケキョの鳴き声をジェイコブにも教えてあげました。
岩石ゾーンがあるので慎重に。
身長191cmのジェイコブは、僕では2歩必要なところを、軽々1歩で行きます。
苔(moss)が素敵。
弥陀ヶ池到着。池の水が澄みきってきれい!
山頂もきれいに見えているので、ここで2人で記念撮影。って、身長差が。。。涙
偶然鹿に遭遇しました
晴れたり曇ったりですが、風が吹くとすごく気持ちがいいです。
さくさくと先行の方を抜いていきますが、みんなジェイコブを興味深く見ても話しかけないのが日本人っぽいなぁ、と後ろから観察していました(笑)
最後の岩場ゾーン。ここに来るとクライミングのプロを目指す彼の血が騒いだのか、ルートを外れてハードな岩場を登りたがって大変だった。
どうしてもそこに登りたい!というので、スーパーケアフルリーね!!って言って、登った写真を撮ってあげる。
彼はクライミングのプロ修行中だからいいけど、普通の方は真似しないでください。
反対側から見守る私
写真を撮ったり、ジェイコブが暴走したりして後ろの方々に追いつかれて、なんとなく合体して山頂へ。
ジェイコブが、「ワタシハ ポーランドジン デス」と言ったら、みなさんに大ウケ!やっぱりみんなジェイコブのこと興味津々だったのね。
この後みなさんと一緒に写真撮影させて頂きました。
山頂の気温は20℃でした。
ジェイコブのとっては高尾山に次ぐ日本二座目!
ちなみに富士山は人工物ばかり&大混雑だから行きたくない、とのことでした。分かるわぁ~
気持ち良さそうな場所でのんびりしているお父さん発見!
日が出たりガスが出たりな天気でしたが、それはそれでとっても素敵な景色でした。
下に見えるのは五色沼です。
五色沼。きれいな濃い青から透明へ。
7月なのにまだ雪が残っていたのには驚きました。
のんびり下ってきて、山頂から1時間かけて五色沼に到着。
ちっこいかわいい花が咲いていてかわいかったです。
なんて名前なんだろうか。。。
(注:サイトを見た方から教えて頂きました。ピンク:コイワカガミ 白:コメバツガザクラ とのことでした。ありがとうございます!)
コイワカガミはいっぱい咲いてて、本当にきれいでした。ジェイコブも何回も「ラブリー」と言ってました。
五色沼の水をお土産に持って帰りたいんだ、と言っていた彼ですが、完全に忘れて駐車場まで行ってしまったのでした(笑)
スコットランドには森の山がないみたいで、森の山にすごく彼は喜んでいました。
難易度的には楽ではないけど、のんびりくれば初心者の方でも安心して来れる山だと思います。
ただ最後の方の岩場は浮き石も多いので、3点指示(手足4点のうちつねに3点は確保し、1点だけを動かして登る方法)で慎重に登ってください。
森あり、沼あり、岩場アリで、個人的にはお勧めの山です。