一年前のこの季節、Y嬢初参戦のときに来た西穂高岳。
その時は西穂独標の手前までしか行けなかったので、今回は独標までが目標です。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図: 山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 2016
今回の装備一覧
【ウェア】
隊長:アウタージャケット
/ソフトシェル
/ダウンジャケット
/インナー
/ズボン(冬用)
/防風キャップ/冬用手袋
【ギア】
隊長:ザック20L
/冬靴
/12本アイゼン
/ピッケル
/ヘッドライト
/コンパス
/カメラ /レンズ
/ヘルメット
※リンクと実際に僕らが使っているのでは年式/型番が異なる場合があります。
朝の8時過ぎに新穂高ロープウェイに到着。
駐車場の料金は600円でした。
ロープウェイの時間は季節によって異なるのでHPで事前にご確認ください。
切符は往復2900円。モンベルの会員カードを持っていると300円割引になります。
荷物は6kg以上ですと往復600円が別途かかります。
荷物別料金を知っていたので、僕はかなり荷物を軽くしてきたので6kgぴったりでした!はっはっはっはー!
新穂高ロープウェイHP
ロープウェイを乗り継いでぐんぐんと登っていきます。楽ちん。
ロープウェイには登山者は少なく、外国からの観光客が多数です。
この日はものすごく天気が良くて最高でした!
ロープウェイの駅に着いたら、出発前に必ず登山届を提出してください。
ロープウェイの駅から出たらすぐに12本アイゼンをつけて出発!
林の向こうに独標が見えます。小さい黒いピークの一番右が西穂独標です。右側から稜線を登っていきます。
西穂高岳のピークは木に隠れています。恐竜の背中みたいな稜線です。
今回からノースフェイスのソフトシェルをデビューさせたわたくし。初めてのソフトシェル!
僕がにわかに調べたところによると、ハードシェルの防水機能をちょっと落として、着心地をアップさせたのがソフトシェルです。
他のメーカーのは知りませんが、このノースフェイスのソフトシェルは防風素材でそこそこ暖かいです。
フリースよりも薄手だけど防風&撥水なので、シェル(一番外に着るウェア)としてはかなり使い勝手がいいです。
ロープウェイから西穂山荘までは樹林帯の中をそこそこ登ります。
この日は、久しぶりの登場S兄とMakoと、前を歩いてる新メンバー若手二人の5人編成。
ロープウェイから1時間ちょっとで西穂山荘に到着。
ここから先は稜線歩きになるので、暖かい格好&ヘルメットを装備してから出発!
まずは丸山に到着。
ここまでは超初心者の方でも問題なくこれます。
ここから傾斜を増していきますのでピッケルがあったほうが歩きやすいです。
でも去年同じ時期に来た時よりも雪が少なかったです。
中央の黒い小高い部分が独標です。看板が立っています。
徐々に傾斜が増してきます。
トレースを外すとズボズボと踏み抜く箇所が何か所もありました。残雪ズボズボ踏み抜き地獄が始まっております。
左後ろに見えているのは焼岳。
強風が絶えずビュービュー吹き付けますので、防風対策は必須です。
独標がちょっとずつ近づいてきました。
ロープウェイでお手軽でこんなきれいな景色が見えるので、やっぱり西穂は最高ですね!
西穂独標に到着。ここからが本日のメインディッシュ。
12本アイゼンでこういうところを登るのに慣れていれば、前歯を使ってチャチャチャっと登れます。
慣れていない方は慎重に上り下りしてください。
前歯のないアイゼンで登るのは怖いと思いますので、ちゃんと装備を整えてきましょう。
無事に5人とも西穂独標にたどり着きました!
今回はここまで。個人的にはもっと行けそうだったので、来シーズンは冬季にピラミッドピークまで行こうと思います。
慣れない方は登りより下りのほうが怖いと思うので、特に下りは慎重に。
のんびりと西穂山荘に戻ってきました。山荘でラーメンやモツ煮などをワイワイと食べていたら、「サイトを見てます!」と、お母さんに声をかけていただきました。ありがとうございます!しかし最近顔ばれが多いです(笑)
今回は2回目の西穂でしたが、今回も素敵な景色に出会えて最高でした!これからの季節は雪がどんどんズボズボしてくるので、ちょっと歩きづらくなるのかも。でもお手軽に北アルプスの絶景を堪能できるのでお勧めです。
今回も楽曲を使ったので広告が入りますがご了承下さい。