今年は北アルプスに行くことが多く、槍ヶ岳はよく見るけど、富士山はうっすいのとか小さいのしか見ていなかったので、「富士山を久しぶりにちゃんと見よう!」っと、3連休明け&台風が去ったばかりの火曜日に、1人でふらっと金峰山に登ってきました。
金峰山に登るのはこれで7回目。金峰山は私の毎年登りたくなる大好きな山のひとつです。
今回は必要以上に頑張りたくないので、大弛峠から登りました(笑)
大弛峠への道は冬季(11月中旬から6月)は閉鎖されます。道路の規制情報などはこちらでご確認ください。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図: 山と高原地図 金峰山・甲武信
真っ暗な山道を20kmクネクネと来て、4時ごろに大弛峠に到着しました。
途中で鹿は道の真ん中にいたりいきなり飛び出して来たり、台風の影響で木が倒れて車道を半分以上塞いでるわ、なんてのも乗り越えて、なんとか到着。鹿には本当にびっくりしました。
大弛峠駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
ほぼ寝ないで来たので駐車場で仮眠。眠いから起きたくないけど頑張って起きて、5時過ぎに出発。
この時の気温は6度でした。寒い。眠いし寒いし。。。
なぜこんな夜明け前に来たかというと、今回のテーマは「朝と富士山」だからです。どうしても朝の繊細な光の写真が撮りたかったのです。
平日の5時なので車は5.6台しか停まっていませんでした。
国師ヶ岳と金峰山セットで行こうと思っていたのですが、きっとまた両方行くのは面倒になっちゃうと思ったので、金峰山だけにしました。
日の出が近いのでヘッデンなしで入山!
って、いきなり道が通れなくなってるし!
え、なにこれ?どういうこと??
5分くらい行くべきか行かないべきかを悩んでいると、横に白いビニールテープの目印と道らしきものが。。。
なんでかわかりませんが、道を新しくしているようです。
今までの道は通れなくしてあって、白いビニールテープの獣道みたいなところを登って行くルートになっています。
5分ほど謎の新道を行くと、今までの道に戻ります。
台風の風が原因か、木が何本か倒れていました。
天気はまさかのガス多め!
オーマイガー!
って、思ってたら、振り返ると、ちょっと朝焼けしだしてるし!
来い来い来い来い!!!!
って、うーん。。。
まぁ朝焼け来たっちゃ来たけど、こんな感じでした。なんか微妙だ。
風が強くガスったり、ちょっと視界が晴れたりの繰り返しでした。
見上げると青空が。ガスは多いけど、いい天気になりそう。
って、思っていたら朝日が来たー!
来い来い来い来い・・・
今度はちゃんと来たー!
朝日が木々の間に差し込見つつ、ガスがレースみたくなって、かんなり素晴らしかったです!
朝日岳直前の視界開けるゾーンに来ると、この眺望!
中央の奥の山が国師ヶ岳です。朝日がきっもちイーーーーー!
富士山も見えたけど、まだあんまり本調子じゃなさそう。
しかし今日も雲海祭りが開催中です。
完全に気持ちいいから、三脚だして自撮りしちゃいました。
1人で三脚だして、シャッターぽちっと押して、急いで立ち位置に行って、ポーズ決めて、ってやってる姿、アホ全開で結構好きです(笑)
今日は1人なので基本そのスタイルでした。
そんなこんなしてたら、もっすごい雲海が流入して来たし!
この光の感じは朝しか見れないから来て本当に良かった!
なんか神秘的じゃん!って1人で喜んで撮ってました。
チェックポイントの朝日岳に到着。
1人で来ることが少ないので、1人だと歩くペースがいまいち掴めない最近。
遠くに金峰山山頂の五丈石が見えます。ちょっと遠くね?
ここで引き返しちゃおうかな、という考えが心の中に15%ほど芽生えましたが、頑張ってあそこまで行くぞ!(笑)
思ったよりも紅葉が始まっています。こりゃ今月末には見頃になるんじゃないかな。(という根拠のない推測)
道はこんな感じのちょい岩岩道です。
このルートはそんなに登らないのですが、朝日岳のところでアップダウンがあるので、じわじわ疲れます。
山頂手前の視界開けるゾーンその2まで来ました。
甲武信ヶ岳の方かな。空と山々が本当に気持ちいい!
目印となる五丈石が近づいて来ました。
この稜線がヴィクトリーロードです!
ちょっとゴツゴツした岩岩ゾーンを抜けると。。。
山頂の看板来たー!
大弛峠から2時間で山頂までこれました。
山頂の看板の横の石に登ってご飯を食べようとしたら、ブロッケン現る!けどちょっとわかりづらい(笑)
いつ見ても、こんな巨大な岩がこの重なりで山頂にあるのが不思議すぎる!!
不思議岩ハンターの私としては、三重の御在所に来年絶対に行ってみたいです。
なぜか小さく「ぐー!」
時間が早いので、貸切でした。贅沢!
今回は1人なので、ビストロはしないで、ご飯を持って来ました!
この二日前。淡路島のお父さんが、お芋とか茄子とか玉ねぎを大量に我が家へ送ってくれたのです。
でも、料理へっぽこの私じゃ、芋とか茄子は満足に調理できないので、ラブピンクに「明日うちに来いよ!」と強制的に呼びだして、料理を作ってもらい、それをタッパに入れて持って来ましたー!
淡路島のお父さん、いつもありがとうございます。ラブピンク、くるしゅーないぞ。
「茄子いっぱいもらったから、茄子フェスだ!」って2人でうちのキッチンで盛り上がっていました。普段からそんな感じ(笑)
ご飯を食べ終わっても、ずっと景色を見ていました。
五丈石、かっこいいなぁ。
富士山は完全に雲海に浮かんでいました。最高!
静岡市出身の私としては、やはり富士山を見ると嬉しいです。
山頂の気温は11度。風が吹くと寒いので、防寒具をお忘れなく。
いつもの温度計はこちら
雲海の中から一瞬顔を出した瑞牆山。この時瑞牆山の山頂にいたら、どんな景色が見れたのだろうか。
名残惜しいけど、眠いのでぼちぼち帰ります。
金峰山の看板と、私のピース!
さて、下山開始!(ピース見つけてください)
って、思ったけど、景色が良すぎてなかなか進みません。
↑を、セルフタイマーで必死に撮っているので、さらに進みません(笑)
ハイマツの渦。
振り返ると、山頂と金峰山小屋(右下のちっこい建物)。
金峰山小屋の手ぬぐいは本当に可愛いので、そのためだけに行く価値ありです。
山頂から2時間弱で下山!下りは15人くらいの方とすれ違いました。
戻って来た時には駐車場はかなり混んでました。紅葉の季節はもっと混むと思うので、朝はお早めに!
朝日と富士山を見に行った金峰山でしたが、本当に期待通りで最高でした。
北アルプスの3000m峰ももちろん最高ですが、僕は金峰山や甲武信ヶ岳も同じくらい大好きです。きっと来年もまた来ると思います。
登山初心者の方でもこのルートは安全にいけると思うので、おすすめです。富士山と五丈石に大満足間違いなし!
公共交通機関でいく方法は、↓のラブピンクレポートをチェックお願いします。3年前のちょっと若いラブピンクレポートです(笑)
<今回の主なギア>
温度計/ 私の紺色のパンツ / 黒いサンバイザー