ビストロきっちょむ登山隊 山ガール隊員のラブピンクのレポートです。
初秋の金峰山へ、ソロで行きます。
大弛峠~金峰山~みずがき山荘の縦走ルートです。登りちょこっとでひたすら下るので楽チンです。
金峰山の読み方は2つあって長野県側が「きんぽうさん」、山梨県側は「きんぷさん」。
Instagram情報だと紅葉始まっているご様子。わくわく
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:昭文社「山と高原地図26 金峰山・甲武信ヶ岳」
登山口の大弛峠には塩山駅北口からバスに乗ります。
途中の柳平で1000円払ってバス降車、ここから大弛峠行きの人はハイヤーに乗り換えてプラス800円です。
ネットからは前日12時までの予約制なのでご注意ください。
栄和交通 大弛峠行きバス時刻表(予約制)
塩山駅周辺にコンビニはなく、もしお買物するなら駅のキオスクで。
8:45駐車場に到着。満車で車道沿いに路駐している車もたくさん。
駐車場脇にトイレ(100円)があります。
この駐車場には国師ヶ岳へ向う登山口もあります。
駐車場少し奥の金峰山登山口で登山届けを投函し、8:55入山!
雲ひとつない最高の秋晴れなので、今日一日がとっても楽しみです。
初秋の木漏れ日を感じながら進みます。
むっちゃ気持ちいい。
山肌や倒木は苔に覆われています。
木漏れ日に光る苔をしばしお楽しみください...
苔2
苔3
うふふ。ありがとうございます。
樹林帯を10分も歩くと稜線にでます。
右側には木々の間からチラチラとアレが見えてます。どきどきどきどき
あっぱれ日本晴れの富士山どーーーん!ばんざーーーーーーい\(^▽^)/
もうテンションMAXです。足どりも軽い!笑
紅葉と青空のコントラストにうっとり。本当に気持ちのいい登山道です。いままでで歩いてきた登山道でも3本の指に入るぐらい好き。デート登山するなら是非ここで!(笑)
稜線を進むと岩場で視界がひらけます。
絶景ビューティフォーーーーー!この嬉しさは伝わっておりますでしょうか笑
ここは大きな岩が重なっていますので気をつけて進んでくださいね。
岩場からまもなく朝日岳山頂です。
狭いのでパススルー。
朝日岳からすぐ、正面に金峰山が見えます。紅葉は色づきはじめですが、とっても綺麗。
足元は急斜面の岩場を降りるので慎重に。
金峰山手前に鉄山という小さいピークに向う分岐があったので行ってみたのですが、展望なし看板なしで道も整っておらず少し迷いそうだったので、メインの巻き道ルートを進むことをオススメします。
まもなく山頂です。一気に視界がひらけます。
大きな岩場が続くので、両手が使える状態が良いです。岩づたいに探り探り進みます。
小学1年生ぐらいの女の子が怖い怖いとぐずっていました。
そいてついにーーーー!
金峰山山頂わっしょーーーーーい!
感無量です。
山頂の少し先、五丈岩が金峰山のランドマークです。
振り返れば瑞牆山。今度登りに行くからね。
富士山を見ながらお昼にします。
今日に限って塩豆大福(大好物)を持っていないのが悔やまれます。
あまりに綺麗な富士山なので、お昼休憩はのんびり感動に浸っておりました。
富士山が見えると登山は100倍楽しくなりますね。
金峰山からみずがき山荘方面に下山開始です。右に伸びている稜線を行きます。
ここから40分は岩場が続きますので三点支持で気をつけて進んでください。鎖場も1箇所ありました。
金峰山を降りはじめて、三角の先っぽから振り返えると五丈岩。
この稜線を下っていきます。
隊長追記:↑3月末の残雪期とは全然山の表情が違いますねぇ。
見返れば 錦を纏う 金峰山
砂払ノ頭で岩場の稜線が終わり、樹林帯に入ります。足元は岩場が残ります。
登山道はある程度整備されていますが、ちゃんとした道は少なくて、岩や木の根っこの間を赤テープを頼りに進みます。迷わないよう気をつけてください。
ふと見上げると暖かなオレンジ色。
紅葉登山は最高です。
大きな大きな大日岩のしたに2カ所の鎖場がありました。岩に凹凸が無いので滑りやすいです。
大日山荘を過ぎ、気持ちいい木漏れ日の中をテン場が広がる富士見山荘までおりてきました。あと少しです。
ロッククライマーさんたちが練習している岩までくれば、もうすぐそこがみずがき山荘です。
バス停写真取り忘れましたごめんなさい。みずがき山荘の正面です。
14:15下山、14:25バスに飛び乗りました。JR韮崎駅まで1時間20分2060円の路線バスです。
山梨峡北交通(韮崎瑞牆線)
天気と展望と紅葉に恵まれた金峰山。金峰山からみずがき山荘へのルートを取れるのは電車バス組の特権ですね。
山頂の岩場がとても気持ち良かったので、富士山が雪化粧始めた頃にまた来たいです。
帰りの電車内で、御嶽山噴火のニュースを知りました。お怪我をされた方もいるとか、、、皆さんがどうぞご無事で下山されることを祈っております。