何年も前から女子たちが「行きたい!」と言っていた南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」に登ってきました!
本当は「のんびり泊まりで行こうか〜?」ってなっていたんですが、午後からお天気が微妙っぽかったので泊まりはやめて、のんびりと日帰りで登ってきました!
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 北岳・甲斐駒 2023 (登山地図 | マップル)
仙丈ヶ岳の登山口となる「北沢峠」までは、マイカー規制のためバスでいくことになります。
バスの出発地点は「仙流荘(せんりゅうそう)」です。
この日のバスの始発の時間は6:05。次のバスは8:05!!
で、我々が仙流荘の駐車場に着いたのは5:55!
「これを逃した2時間待ちだ!」って、大慌てでバスに駆け込みました。
仙流荘の駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
バスの料金は諸々合わせて往復2740円/人です。
2017年のレポートには
2680円と書いてあるから、ほとんど値上げされていませんでした。
(駐車場代は200円/日から、1000円/回に値上がりしてました)
ド平日の木曜なので油断していたんですが、この日の始発のバスは3台=80人くらいが乗り込みました。
思ったより混んでてびっくり。
まじでギリギリ最後で我々も無事に始発のバスに乗れました。危なかった笑
土日祝は5:30の便もあります!
仙流荘からのバスの時刻表
仙流荘から北沢峠まではバスで50分ほどです。
この日は天気予報では「午前中は晴れだけど、雲が湧きやすいよ!」でした。
予報通り、朝はお天気絶好調!
50分ほどで北沢峠に到着。
ここにキレイなお手洗いがあります。
この日のメンツは、Y氏、Mako、N美ちゃんです!
後ろはこもれび山荘。
ここも泊まってみたい!
準備を整えたら、いざ!仙丈ヶ岳へ。
コースタイムで240分。4時間ですって。
最初は樹林帯をエッサホイサと登っていきます。
標高2000mほどの北沢峠は肌寒かったんですが、
すぐに暑くなって脱皮!
この日は女子たち&私はノースリーブと、ノースリーブ率高めの、ノースリーブ登山隊!
このルートには「○合目」の標識が設置してくれてあります。
先が長いのでレポートはずんずん進んで、こちらが大滝頭(5合目)です。
ここまで1時間ちょっとでした。
この辺りから、振り返ると木々の間から甲斐駒ヶ岳が見えてきます。
さらに岩岩、ガレガレな道を登っていくと、
甲斐駒ヶ岳きたーー!
ゴッツゴツの筋骨隆々です。
前回2017年の時も一緒に登ったMakoは、その時波紋を呼んだ「タイカレーそうめん
」を今回も作ってくれるってことで、ビストロ道具を持参してくれています!
(山頂にいた人にも食べてもらって、みんな何とも言えない顔になった、2017年の問題作はこちら笑)
ここが6合目です。やっと森林限界を超えたー!
この6合目で甲斐駒を眺めながら小休止。
向こうには「馬の背ヒュッテ」も見えました。
この日はお天気が良かったので、ひっきりなしにヘリで荷揚げをしてました。
さ、あの上まで登っていこうー!
真っ青な空と、真っ白の雲。
教科書に載っているような正しい「夏の空」でした!
今シーズン初の3000m峰、つーか去年の9月の奥穂&ジャンぶりだから、10ヶ月ぶりの3000m峰!
前から写真を撮ろうと走って先を登ると、激しく息が切れました笑
甲斐駒の方はガスが出てきた!
青空に向かってズンズン登っていくけど、
後ろからはガスがどんどん迫ってきます。
ガスとの追いかけっこ状態です笑
この日は「小仙丈ヶ岳経由で仙丈ヶ岳へ行って、降りで仙丈小屋→馬の背ヒュッテに寄ろう!」って作戦です。
わっせわっせいくと、小仙丈ヶ岳の標識が見えた!
小仙丈ヶ岳からの仙丈ヶ岳きたーーー!
私は仙丈ヶ岳4回目でしたが、こんなにパーフェクト快晴の仙丈ヶ岳の山容をゲットできたのはお初でした!
空と山との境界線がくっきりし過ぎて合成みたいだ笑(もちろん写真は全部無加工です笑)
ガスが迫ってきているので、ここで4人で記念撮影!
これでとりあえず「快晴の仙丈ヶ岳!」って雰囲気の写真が撮れたので、一安心(笑)
中央やや左、岩岩のピークが仙丈ヶ岳の山頂です!
さ、ガスが迫ってきてるから、山頂へと急ごう!
小腹も空いてたから、早く山頂でMako作のそうめんも食べたい!
途中でチングルマを発見!
花が散ってフレッシュな毛になってました。
このほかにもお花はたくさん咲いてて、花の香りもちょっとして非常に良かった!
小仙丈から仙丈ヶ岳へと続く登り!
あそこまで頑張ろうー!
途中で咲いてた石楠花くんたち!
Makoは「みたらし団子の匂いがしますね!」って言ってた笑
案外ガスは追いついてこなくて、快晴の中をラストの登りを登っていきます。
仙丈ヶ岳まで20分の分岐まできた!
このまま山頂まで快晴で行けるか!?
登り出して3時間で山頂見えたーーー!
そこそこ人がいる!
眼下には仙丈小屋と、迫り来るガス!!
この辺りでも言われてみれば「みたらし団子」の匂いが!
「植物の匂いかなぁ、何だろうねぇ」ってみんなで話しながら進みました。
山頂まであとちょっと!
ガスの前に辿り着けるかな!って言っていると・・・
「あ!!!!!!麺つゆが漏れてる!!!!」って、突然Makoがシャウト!
そうです、ずっと「みたらし団子の匂いがするね」って言ってたのは、麺つゆが漏れ出ていた匂いだったんです笑
ズボンもTシャツもザックの中も麺つゆで濡れちゃったMako。
Mako家にあった封が空いたのを持ってきてくれたんですが、気圧で口が空いちゃったんです。
おそらく小仙丈ヶ岳でザックを置いて休憩した時に、逆さまになって漏れちゃったんですね。
「半分以上あった」と言う麺つゆは空っぽ!笑
6枚前の分岐の時の写真を拡大すると、麺つゆが滲み出てるのが分かります笑笑笑
そんなことをしてたら、ガスがきちゃったーーーーー笑笑笑笑笑
太陽がガスに隠れちゃったけど、登山口から3時間15分で仙丈ヶ岳の山頂にきたーー!
って、Makoのお尻が麺つゆでやべーーー笑
女子たち2人は初の仙丈ヶ岳!コングラチュレーションズ👏!
10分くらいのんびりと待っていると、一瞬太陽が出たので、
そのタイミングでみんなでパシャっと📸
快晴(風)の山頂も無事にゲットしました!
快晴(風)の標識を勇ましく撮るN美ちゃん(笑)
山頂で写真を撮ったらお花を愛でながら下山開始。
山頂のすぐ下にある仙丈小屋。
2017年にMakoときた時に、最近引退しちゃったみたいだけど、小屋の前ご主人に写真を撮ってもらった場所で、6年ぶりの再現写真。
これが2017年の時。
「ここから撮る写真が一番いいんだよ〜!」って気さくにご主人が撮ってくださったこの一枚は、とってもお気に入りで部屋に大きくプリントして飾ってあります。
山頂でビストロする予定だったタイカレーそうめんが麺つゆの喪失でなくなってしまったので、ここで何か食べよう!って思ったんですが、何もなかった。。。無念(笑)
注文したココアを堪能するN美ちゃん
麺つゆまみれになった服を取り出して絶望しているMako笑
のんびりしてたらガスがどんどん上がってきました。
小屋前での再現写真、ギリギリ間に合って良かった!
仙丈小屋から1時間くらい降ったら馬の背ヒュッテって山小屋があるので、そこで何か食べよう!って下山開始!
この頃にはもう完全にガスの中。
降りもあちこちにいろんなお花が咲いてました!
この黄色いお花畑の先に、馬の背ヒュッテ!
仙丈ヶ岳4回目にして、初めて馬の背ヒュッテにきました!
小屋の中はとってもキレイで可愛い雰囲気!
お腹が空いていたので、ここでおでんを注文しました。
雰囲気がめちゃくちゃ良かったので、作ってくれているスタッフの方の後ろ姿を盗撮(笑)
ここでおでんとクラフトビールを頂いて、のんびり。(この日はMako号🚗)
この馬の背ヒュッテは女将を初め、女性が中心で運営してるんだって!だからめちゃくちゃキレイで可愛いのか!
「いつか泊まってみたい!」って女子たちも大絶賛でした。
小屋でのんびりしたら、さ、帰ろっか。
途中にあった藪沢小屋。無人ぽかったけど覗いたら、ちゃんと泊まれるようになってた現役の小屋でした。
途中で瀬?滝?を渡渉しつつ、降っていきます。
最後の方は完全にガスの中。
馬の背ヒュッテから1時間半で北沢峠にゴール!
バスは人数が揃ったら臨時便が出るシステムなので、こもれび山荘でソフトクリームを食べつつゆっくりしてたら、すぐにバスがやってきました。
6年ぶりの仙丈ヶ岳だったけど、小仙丈ヶ岳から見る仙丈ヶ岳は、もう本当に素晴らしかった!
最終のバスが北沢峠を16時なので、初心者の方でも始発のバスに乗れば日帰りで帰ってくれると思います!
(我々はさんざん山小屋でのんびりしても、14時ちょいには北沢峠に戻ってこれました。)
道は分かりやすく道迷いの心配はないので、無理せず3000m峰に登ってみてください⛰️
【今回の主な登場装備】
靴:スポルティバ エクイリビウムLT GTX
上:ティートンのちょい暖かいシェル
下:
ザック:
モデル違いや、販売終了の場合あり。
撮影:カメラ SONY α7R IV レンズ:24mm-70mm
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